TOP - 現場コラム 一覧 - 快適なネット環境はルータの場所から!Wi-Fiルータの最適設置場所を徹底解説

Wi-Fiの速度が遅い、頻繁に接続が途切れるなどのトラブルは、「ルーターの置き場所」が原因になっていることが少なくありません。実は設置場所を見直すだけで、高画質動画のスムーズな視聴やオンラインゲームの快適なプレイが可能になり、テレワークやオンライン学習、家族が同時に接続した際の速度低下も軽減できます。

今回の記事では、理想的なルーターの設置場所や注意すべきポイントをわかりやすく解説します。

 

目次

快適なインターネット環境は「ルーターの置き場所」で決まる!

ルーターを最適な場所に置くメリット

最適なルーターの置き場所を見つけることは、日々のインターネット利用における様々なメリットに繋がります。

 

  • 高画質動画のスムーズな視聴
  • オンラインゲームの快適なプレイ
  • リモートワークやオンライン学習での作業効率向上
  • 家族が同時にインターネットを利用しても速度低下を最小限に抑制

 

快適なインターネット環境を実現するために、ルーターをどこに設置するべきか、この記事では詳しく解説していきます。

 

基本を押さえよう!一般的な住宅でのWi-Fiルーター理想的な設置場所

一般的な住宅環境において、Wi-Fiルーターをどこに設置するのが理想的なのか、その基本的な考え方を見ていきましょう。

 

理想的なルーターの置き場所(1)部屋の中心:電波を均等に届けるために

ルーターを部屋の中心に置くことで、電波はより均等に、そして広範囲に届きやすくなります。

壁際や部屋の隅にルーターを設置してしまうと、電波が届きにくい場所が生じたり、家の外へ無駄に電波が放射されてしまいます。可能な限り、家の中央に近い位置にルーターを置くことが、良好なWi-Fi環境を構築するための基本です。

ここでいう「中心」は、物理的な家の中心ではありません普段インターネットを利用するデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレットなど)が存在する場所の中心、つまり「利用の中心」と考えるとより効果的です。

 

理想的なルーターの置き場所(2)高い場所:見晴らしの良い場所に

Wi-Fiの電波は、下方向にも広がりやすい性質を持っています。そのため、ルーターを床に直接置くよりも、棚の上や壁の高い位置に設置する方が、より広範囲に電波を届けられる可能性が高まります。

ラジオ塔が高い場所に設置されているのと同じように、Wi-Fiルーターも高い場所に設置することで、より広い範囲に電波を届けることができです。

 

理想的なルーターの置き場所(3)障害物の少ない場所:電波の通り道を確保

Wi-Fiの電波は、壁や家具などの物理的な障害物があると、その強度が弱まってしまいます。

特に金属製の障害物(金属製の棚や大型の家電製品)が近くにあると、Wi-Fiの届く範囲が狭くなったり、速度が低下したりする原因となります。ルーターを設置する際には、できるだけ周囲に障害物がない場所がおすすめです

 

電波の敵を知る!Wi-Fiルーターの電波に影響を与える要因

ルーター置き場所の注意ポイント(1):家電製品は電波干渉の可能性が大

特に注意が必要なのは、電子レンジです。電子レンジは、Wi-Fiルーターが一般的に使用する2.4GHz帯の電波と非常に近い周波数帯の電波を使用しているため、互いに干渉しやすく、Wi-Fiの速度低下や接続不良の原因となることがあります。ルーターを電子レンジの近くに置くのは避けるようにしましょう。

その他にも、テレビやパソコンなどの電子機器、Bluetooth機能を持つ機器やコードレス電話、ベビーモニターなども電波干渉の原因となることがあります。

 

ルーター置き場所の注意ポイント(2)その他の電波干渉を引き起こすもの

鏡や水、金属もWi-Fiの電波を反射したり、吸収したりする可能性があります。そのため、ルーターの近くに金属製のものや大きな鏡を置いたり、水槽を置くのは避けた方が良いでしょう。

また隣近所の家で使用しているWi-Fiルーターの電波も、チャンネルが重なっていると干渉の原因になることがあります。特にマンションやアパートなど、住宅が密集している環境では、この影響を受けやすいと考えられます。

 

我が家のベストなルーターの置き場所は?

平屋のルーターの置き場所:間取りを意識

家の中心に置くことで、Wi-Fiの電波が家全体に均等に届きやすくなります。また、床から少し高い位置に設置することで、電波が遮られるのを防ぎ、より広範囲に届くようになります。

もしキッチンがルーターに近い場合は、電子レンジなどの電波干渉源からできるだけルーターを離して設置するように心がけましょう

 

2階建ての住宅のルーターの置き場所:階をまたぐ電波を意識

2階建ての住宅では、1階と2階、あるいはそれ以上の階層間で安定したWi-Fi環境を構築するために、ルーターの設置場所が非常に重要になります。

2階建ての住宅の場合はできるだけ高い位置に、最も理想的なのは、1階の天井近くか2階の床近くの家の中心付近にルーターを設置することです。もしルーター1台では電波が届きにくい場所がある場合は、Wi-Fi中継器の利用も検討してみましょう。

 

ここに置くのはNG!Wi-Fiルーターの設置場所として避けるべき場所

直射日光の当たる場所:熱によるダメージ

窓際など、直射日光が長時間当たる場所や、暖房器具の近くなど、高温になりやすい場所にルーターを設置するのも避けるべきです。ルーターは動作中に熱を帯びますが、周囲の温度が高すぎると、ルーター内部の温度がさらに上昇し、動作が不安定になったり故障の原因になったりします。ルーターは風通しの良い、比較的涼しい場所に設置するようにしましょう。

 

家電製品の近く:電波干渉のリスク

電子レンジ、テレビ、コードレス電話、Bluetooth機器など、他の電波を発する家電製品の近くにルーターを設置すると、電波干渉のリスクが高まります。特に金属製のものが多く、電波干渉を引き起こしやすい電子レンジがあるキッチンへの設置は避けるべきです

 

その他:電波環境を悪化させる場所

床に直接ルーターを置くのは、電波が地面に吸収されやすく、Wi-Fiの届く範囲が狭まってしまうため、避けるべきです。できるだけ棚やテーブルの上など、高い位置に設置するようにしましょう

また家具の裏や金属製キャビネットの中などにルーターを置くのも、電波が遮られてしまうため避けましょう。

 

もっと快適に!Wi-Fiの電波強度を改善するための工夫

メッシュWi-Fiや中継器の利用:電波の届く範囲を広げる

ルーターの電波がどうしても届きにくい場所がある場合、Wi-Fi中継器を利用することで、電波の範囲を効果的に広げることができます。中継器は、ルーターから受信した電波を増幅して再送信する役割を持ちます。

 

メッシュWi-Fiシステムの導入も有効です。メッシュWi-Fiは、複数のルーター(ノードと呼ばれる)を連携させて、家全体に均一なWi-Fiネットワークを構築するシステムです。最適な経路で電波を届けるため、広い家や複数階建ての住宅でも、途切れることなく快適にインターネットを利用できます。

 

ルーターのファームウェアを最新に保つ

Wi-Fiルータのファームウェアのアップデートには、パフォーマンスの向上やセキュリティの強化、バグの修正などが含まれているため、常に最新の状態に保つとルーターの性能を最大限に引き出せます。ルーターの設定画面やメーカーのウェブサイトから、簡単にファームウェアのアップデートを行うことができます。

 

Wi-Fiチャンネルを見直す

周囲のWi-Fiルーターの電波と干渉している可能性がある場合はルーターの設定画面からWi-Fiチャンネルを変更してみるのも有効です。一般的に、2.4GHz帯のWi-Fiでは1、6、11チャンネルが干渉しにくいとされています。5GHz帯のWi-Fiを使用している場合は、より高いチャンネルの方が干渉を避けやすい傾向があります。

 

見た目もスッキリ!おしゃれなWi-Fiルーターの設置方法

壁掛けでスマートに設置

壁掛け用のルータースタンドやフックを利用して、壁の高い位置に設置することで、見た目もすっきりさせることができます。ただしルーターの機種によっては壁掛けを推奨していない場合もあるので、取扱説明書などを確認するようにしましょう。

 

収納ケースを活用・インテリアに馴染むアイデアでおしゃれに隠す

収納ケースやバスケットなどを利用して、ルーターを隠すという方法もあります。インテリアに合ったデザインのケースを選べば、お部屋の雰囲気を損なうことなく、ルーターの存在を隠すことができます。ただし、この場合、通気性の良い素材を選ぶことが重要です。

フェイクグリーンやおしゃれなオブジェなどでさりげなくルーターを隠したり、本棚に紛れ込ませたり、サイドテーブルのようなデザインのルーターカバーを利用したりするなど、様々なアイデアがあります。

 

メーカー推奨の設置場所をチェック!

Wi-Fiルーターの最適な設置場所については、主要なメーカーも推奨するポイントを公開しています。

主要Wi-Fiルーターメーカーの推奨

メーカー  主な推奨事項
TP-Link 中心の高い場所、障害物がない場所。アンテナの向きを調整。壁掛けは製品による。
ASUS 家の中心、金属や直射日光を避ける。ファームウェアを最新に。メッシュWi-Fiはルーター間距離を考慮。
Netgear 開けた場所、床から離す。メッシュWi-Fiは2部屋以内を目安。
バッファロー 家の中心、高い場所、障害物の少ない場所。電波干渉源からの距離。アンテナの向きを調整(対応モデルのみ)。
NEC 安定した通信のため、家の中心に。障害物少なく、電波干渉避ける。
アイ・オー・データ機器 利用環境の中心に設置。メッシュWi-Fiは各ノード適切な距離に。
エレコム 電波遮断せず、放熱を妨げない場所に。

 

最適な置き場所を見つけて、快適なWi-Fi環境を実現しましょう

Wi-Fiルーターの置き場所は、単にインターネットに接続できるかどうかだけでなく、その快適性に大きく影響する重要な要素です。

もし現在、Wi-Fiの接続状況に不満を感じているのであれば、ぜひこの記事で得た知識を活かして、ルーターの設置場所を見直してみてください。

 

関連コラムRelated column

記事がありません。

人気のコラムPopular column

コラム一覧へ