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漏電箇所を見つけるトラブルシューティング

これまでの経験から漏電ブレーカーが落ちたら疑うところトラブルシューティング5選
分岐子ブレーカーまで特定できている編
『電気工事屋さん呼ぶ前に試して頂きたい。』
第5位
雨が降ると玄関部分の、子ブレーカーを入れると漏電ブレーカーが落ちる。
この症状、高い割合で屋外照明
梅雨時期や台風後に多くのご家庭で発生します。
屋外壁に設置されている照明。
その中でも圧倒的な割合で地面から設置されている庭園灯や門灯などトラブルを引きおこします。
何故が晴れ間が続くとブレーカーが上がり治ったなど耳にしますが漏電ブレーカーの反応数値、漏れた値30mmAでブレーカーは落ちます。29mmAでは落ちない仕組みです。
先日、戸建てのお客様から毎月の電気代は2万以下なのに、今月電気代請求が9万来たので調べて欲しい。と相談頂きました。訪問し漏電検査を行った結果
、0.1MΩと漏電数値、20mmA漏れがございました。
原因は浴室照明からの漏電と判明。
屋根からの雨漏れで、照明器具内に満水状態。
漏電ブレーカーが反応してもおかしくない漏電状態。
至急、手持ちであった防水型照明器具へ取り替えを終え人命にも関係するような危ない状態でした。
第4位
エアコン
エアコンの漏電箇所は大半が室外機です。
この原因は春先に多く発生します。
室外機回りの雑草や樹木からのツルや落ち葉などが室外機に進入して漏電を引きおこします。
まずは家中のエアコンをコンセントから全て抜いて
みてから漏電ブレーカーを上げてみて下さい。
エコキュートも同様、リモコンからエラーコードが出て使えないなど。エコキュートはエアコンと理屈は同じで室外機がございます。同じ事が言えるでしょう。あと電気温水器の場合ですが、タンクを保温するために電熱ヒーターが巻かれていて、このヒーター線は昔の電気こたつで使われていたような布で覆われ素材。これが劣化しタンクに接触し漏電する場合がございます。
ブレーカーから絶縁測定計を当てっぱなし状態にし温水器のタンクに巻かれたヒーター線をゴソゴソ揉んでみると絶縁測定計の数値が異常→良好の値になりとりあえずは応急処置で治ったりする場合がございます。
第3位
IHクッキングヒーター
うっかりして鍋からの吹きこぼれ。
どこのご家庭も大半がビルトインで設置されているため、誰もが経験あるかと。拭き掃除できない隙間から水が進入しトラブルを引きおこします。
10年近いものになりますと焼き魚などの長年蓄積によって塩害、グリル内のヒーター部分から漏電につながります。
IHは分電盤から専用配線されていますので分岐されている子ブレーカーのみ切りにしておけば、とりあえず漏電ブレーカーは上がり復旧します。
の場合IH確定なので、わざわざ電気工事屋を呼んでも、
『これが原因です。』で終わり
IHクッキングヒーターは直りません。メーカーへ修理依頼するか買い替えするかになります。
の場合に備えて
カセットコンロ必需品かと…
第2位
井戸ポンプ。
井戸ポンプは浅井戸と深井戸とありますが、15年以上経過すると経年劣化により腎臓部であるモーターから漏電引きおこします。このケースほとんどが修理対応部品が終了しいるか、修理するにしても外してメーカーへ送って戻ってくるまで、いつになるのか?いくらかかるのか、わかりません。古ければ交換が現実的です。
ご家庭の水が出ないと生活が止まってしまいます。
井戸ポンプは高額で在庫かかえている工事屋さんを見た事ありませんし、とりあえず応急運転もできません。
問題なくても15年以上経過していれば交換をおすすめします。
あと井戸ポンプは一日中数十回、数百回と運転停止を繰り返します。
入り切りで沢山電気を使います。
その事を
突入電流と言います。
井戸ポンプは、過酷な機器です。
我々日常生活の家電製品で最も電気代に影響を与える物ではないでしょうか。
井戸ポンプも200vも推奨します。
井戸ポンプを、取り替えのタイミングで
100vから200v仕様の機種へとおすすめします。
今は全部のメーカーから200v仕様がございます。
200v仕様のポンプはパワフルで水圧が高くタフで強く作られています。
電圧が高い分、電流が減り電気代安くなります。
あと井戸ポンプは、ジメジメした湿気のある場所に設置されている場所も多く、ナメクジやカタツムリが本体内部の電源部分に進入し漏電を引きおこす場合もございます。
井戸ポンプを設置する場合はブロックなどで本体をなるべく高い位置に設置する事や晴れ間に井戸ポンプを囲っている物などを外し、ポンプ周りを乾燥させる事などをおすすめします。
最も多い
ワースト第1位
浄化槽のブロワ
これ圧倒的です。
全ての浄化槽にはブロワと言ってエアーを送る装置がございます。
これ空気を送っているだけなのに案外弱い作りで漏電を引きおこします。
理由は
本体は防水性なのにも関わらず
直射日光に当たる場所に設置されている場合が多く、プラスチックやゴムシールなどが劣化し雨水が進入することにより漏電。
なので予防策としては日が当たらないようブロワ本体にバケツかタキロンなど被せ飛ばないように重しを置く。
皆さんしといた方が良いです。
ブロワーは必ず外部のコンセントから供給されていますので、誰でも抜けば漏電から切り離しできますので、
慌てる事ではありません。
また、天気の良い日にブロワを天日干しすると進入した水が乾き直る場所もございます。
お試し頂きたい。
経験談によるトラブルシューティングでした。
お役に頂れば幸いです。